2011年7月31日日曜日

映画「降りてゆく生き方」を見てきたよ

武田鉄矢さんいったらキンパチ先生な世代ですがハンガーもってアチョーってやってるとこが好きだなと思ってる男ヤマナカです。

昨日のマジャク釣りで足腰に疲れが出てきた感じなんですが、まあソレはおいといて、

今日はお昼から熊本市内の県立劇場に映画「降りてゆく生き方」を見に行って来ました。

この映画、2年ほど前だったかな、テレビで、主演の武田鉄矢さんが自分のレギュラー番組を一回使って宣伝というよりも解説をされてらっしゃってるのを偶然見たことがあるんです。

いわゆる「町おこし」に関わる人たちを取材して作った映画だと、映画館での上映やDVDでの発売は予定してなくて、各地域で地元の人たち主導で上映会を主催してもらって上映するんだということを知って、いつか見てみたいよなあ、、未来館の自主事業とかに頼んでみようかなあ、とか思ってたわけですよ。

この映画のこと軽く言ってみたことはあったけど、相手が知らないものをお勧めするって大変じゃないですか、「こういうのがあってね」から始めて相手が興味を示したら「どうよ?やってみんね」となるのでしょうが、俺がいろいろ人に勧めたいものって「こういうのがあってね」のところで、またヤマナカがマニアしか興味示さんようなマイナーなものを持ち出して来たな感を含ませた「ふーん」の返事でそこから先に進まないんだよなあ。もうちょっとそこらへんのテクニックは磨きたい。

と、話は横道にソレ気味ですが、「降りてゆく生き方」なかなか盛りだくさんな映画でしたよ。棚田の美しい田舎をその地域資源を活かして観光地として再開発、ドバイの富豪に売り抜けるって、ドバイのくだりはちょっとアレですがそこまでの話は実際にいくらでもありそうな感じでしたしね。

しかし政治と企業と街や集落の現場とかのことは生々しい話も含めて色々とでてきたけど、行政の姿が見えんかったな。まあ政治(この映画の場合は市長)の言うこと聞いてその通りに動くのが行政の役目だろうから映画の登場人物として独自の役割を担うというのはないか。それに、盛り込み過ぎってくらい盛りだくさんなとこに、これ以上要素入れたら大変だしね。

それにしても、元コンサルで今は田舎で農作業してる佐藤さんと席を並べて見てたんですが、なんかこう、いろいろと不思議な感じでしたね。だって、佐藤さんてばこの映画のいうところの「降りてゆく生き方」実践されてるんですもんね。

まあ、この「降りてゆく」って言い方、自分的にはちょっと違う気がしないでもないけど、まあそこは小ちゃいことだ気にしないで行こう。

そして、上映後の講演会はオーラとか断食とか言い出したのでちょっとどころかだいぶん違うなと思い半分くらいで離脱しました。

せっかく良いテーマの映画なのに、そんなスピリチュアルなのとセットにしなきゃ良いのに。意見には個人差があります。最後のはヤマナカの好みの問題です。すみませぬ。

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